水中ドローン「ダイブユニット300」および複合現実スマートグラス「HoloLens 2」の導入について

3次元計測

当社は、「令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に採択され、産業用水中ドローン「ダイブユニット300」(FullDepth社製)および、複合現実スマートグラス「HoloLens 2」(Microsoft社製)を導入いたしました。

当社はマルチビーム測深機を導入し、水中の3次元データの取得を行ってきました。

マルチビーム測深システムによる水中地形測量|有限会社アミューズ (amuse-club.jp)

さらなる水中の可視化のために、産業用水中ドローン「ダイブユニット300」を導入致しました。

水中ドローンは、水中を自由に潜水・潜航しながら移動し、映像を撮影することのできる小型無人機の総称です。空のドローンがUAV(Unmanned Aerial Vehicle)と呼ばれるのに対し、水中ドローンはROV(Remotely operated vehicle)とも呼ばれています。

「ダイブユニット300」は、機動力や耐久性、利便性に徹底的に追求した産業用クオリティで、浅場から危険な場所、深海まで潜水し、水中の映像や水温・水質をはじめ、様々な情報を取得することが可能です。

ボディに搭載した7基の推進器により、水中を自在に移動します。潜行は300メートルまで可能。ダイバーの潜行が不可能な深度の調査が可能です。

また、マルチナロービームソナー搭載しているため、濁りなど水中の視界が悪い状態でも調査が可能。対象物との距離や対象物の状況が把握できます。

さらに、USBL音響測位装置を搭載し、水上の船と音響信号を送受信することで、機体の位置を測定・記録することが可能です。

今回同時に導入したMRヘッドマウントディスプレイ「HoloLens 2」に、マルチビームで取得した3次元データおよび水中ドローンで取得した映像データを取り込み、水中の形状・状態を可視化することが可能となります。

上記技術を使用した「水中可視化ソリューション」に関しては、当HPのよりお問い合わせください。

水中ドローンによる水中可視化ソリューション|有限会社アミューズ (amuse-club.jp)

 

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