最近話題のiPhone LiDAR・フォトグラメトリを試してみました。
端末は「iPhone 13 Pro」、アプリケーションは「Metascan」を使用しました。
iPhone LiDARのテスト
LiDAR撮影時のデータは下の通りです。
撮影時間は5分程度でしょうか。
とにかく手軽にスキャンできるのが良いですね。
LiDARの結果は下の通りです。
後ほど行ったフォトグラメトリに比べると、詳細部の精度がいまいちです。
細部にこだわるようなスキャンには向いていないようです。
iPhone フォトグラメトリのテスト
フォトグラメトリ撮影時のデータは下の通りです。
撮影時間は10分程度。写真を200枚撮りました。
LiDARよりは手間がかかります。
フォトグラメトリの結果は下の通りです。
詳細部の精度がよく、木目模様もはっきり出ています。
試用した感想
「LiDAR」と「フォトグラメトリ」、どちらもiPhoneを使用した三次元計測ですが、強み・弱みがありそうです。
感想としては、
LiDARは、
- とにかく早くそれなりの3Dモデルを取得可能。
- LiDARセンサーを使用しているので、大きさ・長さについてそこそこ正確。
フォトグラメトリは、
- LiDARに比べると手間と時間がかかる。
- 詳細部の精度はそれなりに出る。
と思いました。
適所で使うことで便利なツールとなると思うので、今後も試用を続けていこうと思います。
コメント