【Power Apps】SharePoint+PowerAppsで業務アプリケーションを作成(3)コンポーネントによる共通部品化でヘッダーを作成

ICT

PowerAppsのサンプルとして、プロジェクト管理のアプリケーションを作成しています。

環境は、Microsoft 365 Business Basic(税別¥540/ユーザー)を契約しており、その環境のみで業務アプリケーションを作成します。Common Data Serviceは使用しません。

前回は、PowerAppsの画面遷移について記載しました。

【Power Apps】SharePoint+PowerAppsで業務アプリケーションを作成(2)画面遷移
PowerAppsのサンプルとして、プロジェクト管理のアプリケーションを作成しています。 環境は、Microsoft 365 Business Basic(税別¥540/ユーザー)を契約しており、その環境のみで業務アプリケーションを作...

 

今回は、PowerAppsのコンポーネントという機能を使用して、アプリのヘッダー部分の共通部品化を行ってみます。

画面上部にヘッダー部分を作成する

業務アプリケーションの定番である、画面上部にあるヘッダーメニューを作成します。

まず、コンポーネントを使用せずに、そのまま画面上にヘッダーメニューを作成してみます。

メニュー画面を選択し、挿入-アイコン-四角形をクリックします。

四角形が作成されたので、名前を変更したうえで、プロパティの変更を行い見た目を整えます。

ヘッダー部分に、アプリケーション名を表示します。

挿入-ラベルをクリックします。

名前を変更し、適宜プロパティを変更し、体裁を整えます。

作成した四角形とラベルをグループ化します。

二つのオブジェクトを選択したまま右クリックし、グループを選択します。

グループ化されたので、グループ名を変更しておきます。

作成したヘッダーをコピーする

メニュー画面に作成したヘッダーを、もう一つの画面にコピーします。

グループを選択し、右クリック-コピーを選択。

貼り付け先の画面を選択し、貼り付けを行います。

ヘッダーがコピーされました。

オブジェクトコピーの問題点

一つオブジェクトグループを作成し、それをコピーすることで複数の画面にヘッダーが設置できました。

しかし、この方法ですべての画面にヘッダーをコピーしていくのには問題があります。

この方法でコピーを繰り返していくと、それぞれの画面にあるヘッダーは全く別のオブジェクトとなるため、ヘッダー部分に変更があった場合、すべての画面のヘッダー部分を修正しなければいけません。

画面数が少ない場合はこれでもよいのですが、画面数が多い場合には工夫が必要となります。

コンポーネントの活用

コンポーネントという機能を使用します。

「コンポーネント化」とは、「部品化」を意味します。

ここでは、画面上部のヘッダー部分を画面ごとに作成するのではなく、コンポーネント化(部品化)したのちそれを各画面に設置していきます。

ツリービューより、コンポーネントをクリックし、「+新しいコンポーネント」を選択します。

コンポーネントが作成されるので、適当な名前に変更します。

「…」を選択後、「名前の変更」をクリックします。

今回は、「Header」というコンポーネント名にしました。

コンポーネントを使わない場合と同様に、ヘッダー部分を作っていきます。

コンポーネントのサイズを上記のように変更し、塗りつぶし色も変更しました。

カスタムプロパティの設定

カスタムプロパティの設定を行います。

これを設定することにより、作成したコンポーネント(部品)に新たなプロパティ(属性)を作成することができます。

コンポーネントのプロパティ画面より、「+新しいカスタムプロパティ」をクリックします。

上記のようにプロパティの設定を行います。

これで、ヘッダー部分にアプリケーション名を設定・表示することができます。

ラベルを作成し、適宜名前を付けたうえ、位置や色などを調整します。

ラベルの「Text」に「Parent.(カスタムプロパティ名)」をします。

今回は「Parent.titleApp」となります。

これで、コンポーネントに変更可能なアプリケーション名が表示されます。

コンポーネントの設置

作成したコンポーネントを、画面に設置します。

上部メニューの挿入-カスタムより、先ほど作成したコンポーネントを選択します。

 

画面にコンポーネントが設置されました。

オブジェクト名は、採番された名前となっています。

同様にもう一つの画面にも設置しました。

さらに採番され、異なるオブジェクト名となります。

コンポーネントの変更反映

ここで、コンポーネントを変更し、すでに設置済みのオブジェクトが変更されるかテストしてみます。

コンポーネントの画面に、人型のアイコンを加えてみました。

コンポーネントを上書き保存します。

一つ目の画面を見てみると、変更が反映されています。

二つ目の画面でも変更が反映されていました。

 

複数の画面で使用する部分は、コンポーネント(部品)として切り出しておくことで、仕様変更に強い仕組み作りが可能となります。ここでも全くプログラミングをせずにアプリケーションの作成を進めることができました。

 

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