【2020年版】クラウド型業務システム構築サービスのまとめ

当社では、業務システムの開発を検討しています。

従来、業務システムは自社にサーバーやネットワーク機器を設置し、プログラムでアプリケーションを開発して、自社で運用するのが当たり前でした。

しかし、近年はクラウド型の業務システム構築サービスを活用してのシステム構築事例も増えてきました。

検討にあたり、クラウド型業務システムの活用によるメリット・デメリットを挙げてみました。

クラウド型業務システム構築サービスのメリット

導入時間が短い

システムの構築基盤はすでに整っていることから、すぐに開発を行うことができます。その結果、導入時間を短くすることができます。

導入コストが低い

ハードウェアを購入しなくてもよく、ライセンスもユーザー単位に課金されるため、導入コストを抑えることができます。

非エンジニアでも構築が可能

ノンプログラミングでも開発が可能なので、非エンジニアでもシステム構築が可能です。DevOps（開発担当者と運用担当者が連携して協力する開発手法）など、部門を跨いだ社内業務改善が効率的に行えます。

自社インフラが不要

業務システムの運用に必要だったサーバーやネットワーク設備を自社に置く必要がありません。そのため、初期コストを抑えられるほか、運用コストを抑えることができます。

クラウド型業務システム構築サービスのデメリット

ベンダーロックインのリスク

サービス提供者のプラットフォームに依存することによるリスクが生じます。例えば、ある日突然利用料金が高くなったり、サービス提供が終了してしまうというリスクがあります。

Googleの「App Maker」は、2021年1月19日をもってサービスが終了します。大手のサービスでさえ、ある日突然終了が決定してしまうことがあります。

サービスが終了した場合、そのままの状態で他のサービスに移行することは難しいです。

自由度が低い

サービスを活用して簡単に迅速に開発を行うことができますが、反面そのサービスの仕様内で開発を行わなければいけません。

エクセルの延長のようなアプリケーションの場合には問題は生じにくいのですが、システム連携やデータ連携が必要となるような複雑なシステムの場合、対応できない可能性があります。

クラウド型業務システム構築サービス

続いて、2020年時点でのクラウド型業務システム構築サービスをまとめてみます。

もしこのほかにサービスがありましたら、コメントで教えていただければと思います。