2月15日(土)に行われた、Microsoft のPower Platformについて学べる「Global Power Platform Bootcamp Sapporo」に行ってきました。
Microsoftのクラウド型業務システム開発サービスである「Power Apps」のほか、ローコードでBotを作成することのできる「Power Virtual Agents」、処理を自動化することのできるRPAサービス「Power Automate」、データ視覚化ツールである「Power BI」のお話を聞かせていただきました。
会場
会場はサッポロファクトリー1条館1Fにある、内田洋行様「ユビキタス協創広場」でした。
会場内には大きなスクリーンスペースのほか、ICT機器のほかオフィスファニチュアも展示しており、素敵な空間でした。
Power Appsについて
Microsoftのノーコードアプリ製作ツールである「Power Apps」について聞いてきました。
「Power Apps」をはじめとするノーコード業務アプリ開発サービスの最大のメリットは、非エンジニアでも開発可能という点かと思います。
業務改善のためにシステムの要件をまとめようとしても、非エンジニアとエンジニアの間で意思疎通が図られず、最終的に出来上がったシステムが実用に合わないということが問題視されてきました。
非エンジニアでもアプリを作成できることで、業務変革が進むという事例が増えていくと思われます。
また、システムを開発する立場としても、無駄なコードを書かなくてよいのはメリットで、迅速に開発を行い、高速で改修を行うというスタイルが求められるでしょう。
昨日、クラウド型業務システム開発サービスについてまとめました。
これらサービスの中で、「Power Apps」の優位点としては、
- 企業に必ずあるOffice製品との連携が容易なこと。
- 最初はShare Pointなど小規模で始めることができ、大規模になれば「Common Data Service」を使用することで、様々なデータプラットフォーに接続できる。
- 企業向けのビジネスに精通しているMicrosoftへの安心感。
が挙げられると思います。
Power Virtual Agents・Power Automate・Power BIについて
その他、3つのサービスについてもほぼノーコードで使用が可能です。
個々のサービスの用途についてもいろいろなことができると思いますし、Power Platformという大きな枠組みの中で、Power Appsを中心に連携が可能なので、多くの可能性を秘めていると思います。
試用してみます
「Power Apps Community Plan」という個人向けの無料開発者プランがあるので、早速試してみようと思います。